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バークレア・ロンギフォリア・レッド(Barclaya longifolia Red)



タイ、ミャンマーなど東南アジアを中心に分布するスイレン科の植物です。
スイレンのように派手さはありませんが、素朴で可憐な花を咲かせます。浮葉を出さず、細長い沈水葉で生活をします。
葉の縁は波打ち、葉の表面は濃い緑色から赤色、裏側がピンクから薄い紫色になります。一般的に流通するのは、赤くなるタイプのほうで、緑色のほうは近年ほぼ見なくなっています。
ラグビーボールを長くしたような塊茎から葉と根を伸ばします。この塊茎だけで販売されることも。

育成は簡単で、横にした状態で水槽に入れ、底床材に軽く押さえつけるようにすれば、成長を始めます。
底床材は大磯系でもソイル系でもOK。底床材の中に埋め込むタイプの肥料や栄養剤の添加は効果的です。自生地では小川など流れのあるところに自生していますので、新しい水の中で生活することを好みます。
1週間に1回、3分の1程度の換水を続けると調子良くキープできます。自生地の環境から、水の無くなる乾季の間、休眠を行います。
その間は葉を落とし、塊茎のみで過ごします。水槽内でもこの休眠が起こりますが、その際は枯れたわけではないので、捨てないでください。早ければ数週間で復活します。
自生地でも群生美が見事。出来れば水槽でも塊茎数個で、まとめ植えを楽しんでいただければと思います。
流れを付けて、クリスパチュラグループのクリプトコリネと一緒に揺れているというのもおすすめです。


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