この記事の執筆者 高城

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ルドヴィジア・タイワネンシス(Ludwigia × taiwanensis)



ルドヴィジア・アドスケンデンスLudwigia adscendensとミズキンバイL. peploides subsp. stipulaceaの交雑種です。
名前の通り台湾に分布します。その他に、中国大陸にも分布があるとされていますが、今までミズキンバイとされていたものに、本種だったと確認される件があるようです。

見た目はほぼミズキンバイです。ただ、花色は面白いほどに両親の中間的な色になります。
白花で中央が黄色のアドスケンデンスと、鮮やか黄色のミズキンバイの、ちょうど間くらいを取った、うすいレモンイエロー。
実際、近くで育ったミズキンバイと見比べてみましたが、明らかに異なりました。

悪名高い特定外来生物のオオバナミズキンバイとも、この花色で区別することができます。
また、オオバナのようには花弁の先が凹まないのも違いです。ただし、他種との確実な見分け方は、本種に稔性がないことです。
花はよく咲きますが種子は出来ないのです。
とはいえ、栄養繁殖能力は高いので、育成される際は取り扱いには十分注意し、逸出は絶対させないようにしてください。


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