水槽を選ぼう

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水槽を選ぼう

アクアリウムを始める際、最初に選ぶことになるのが水槽です。

レイアウトや用途、魚種にあった水槽を選ばなければ後々買いなおす事になったりします。

また、水槽は途中で換えることが難しいため最初が肝心です。

ここでは用途、魚種に合わせた水槽の選び方をご紹介します。

水槽
先ず水槽を選ぶ際に下記の4つの要素について考えながら選ぶことをおすすめします。

・大きさ
・飼育する生物・植物との適正
・素材
・品質

では各項目ごとに説明していきます。


大きさ

まずは大きさ(水槽サイズ)から説明していきます。

水槽の大きさにはある程度規格が決まっていて、周辺機器はその規格に合わせて作られています。

なので買った水槽によって周辺機器のサイズやモデルが変わってきます。

また、水槽サイズによって飼える魚種、匹数が大きく変わります。

ということは水槽を買った時点で飼える魚種、必要機器が決まるので大変重要です。

下の表が一般的な水槽の規格です。

水槽サイズ 水槽重量(水、砂利含) 水槽台重量 フィルター重量 照明重量 重量合計
30cm水槽
横30×奥30×高30
25kg 11.5kg 1kg 1kg 38.5kg
45cm水槽
横45×奥30×高30
38kg 15kg 1kg 1kg 55kg
60cm水槽
横60×奥30×高36
60kg 19kg 1kg 1kg 81kg
90cm水槽
横60×奥45×高45
166kg 36.5kg 1kg 1kg 204.5kg
120cm水槽
横120×奥45×高45
219kg 46kg 1kg 1kg 267kg

ほとんどの水槽が上記規格に沿って作られています。

稀に規格外の物もあるので買う際は確認しましょう。


サイズの大小によるメリット・デメリット

■大きい場合

メリット
・熱帯魚を多く入れられたり、幅広い魚種に対応できる
・レイアウトの幅が広がる

デメリット
・メンテナンスに手間がかかる
・周辺機器含め費用が高くなる
・設置する場所が限られる。

■小さい場合

メリット
・重さも程ほどのため置く場所の選択肢が広くなる ・周辺機器等の費用が安く済む ・水の交換が楽

デメリット
・水量が少なく温度の変化や汚れ等の影響を受けやすいため生き物を飼うことが大きい水槽より相対的に難しくなる ・飼うことができる匹数、大きさに制約が出やすい


水槽の設置場所

水槽を設置する場所には何点か注意するポイントがあります。

・水場から近い
水換えを定期的に行う必要が出てくるので、水を捨てやすい場所、水道に近い場所が理想です。
・重量に耐えられるか
水槽が大きくなればなるほど重量は重くなります。 その重さに耐えられる床や水槽台への設置する必要がある為。
・コンセントから近い
照明、フィルター、クーラー、ヒーター、CO2添加器等、維持には電気が必要です。
コード類を隠すスペースがあると理想的です。
・観賞しやすい場所
水槽をどんなに綺麗に仕上げても、見えなければ意味がありません。見やすい場所に設置しましょう。


初心者におススメのサイズ

初めて金魚などを飼うかたにおススメなのが45~60cm水槽です。

30cm水槽より幅広い魚種に対応でき、かつ水質の維持が比較的しやすいです。

また、レイアウトも比較的しやすい為、一番バランスのとれた大きさです。

このサイズより小さくても大きくてもデメリットが目立ってしまう為、しっかりコンセプトが決まっている方

でないと扱い辛いかもしれません。


飼育する生物・植物との適正

これから飼い始める生物などによって水槽の種類・大きさなどを考えなければいけません。

小型の金魚を2,3匹飼うのか、大型の熱帯魚を1匹飼うのかで大きく変わってきます。

また、両生類などを飼う場合もちがってきます。

先ずは水槽の大きさに対しての飼育数の目安をご紹介します。

水槽サイズ 金魚(小) 金魚(中) 金魚(大) メダカ・グッピー 大型魚
30cm水槽
横30×奥30×高30
3 1 0 12 0
45cm水槽
横45×奥30×高30
5 3 1 18 0
60cm水槽
横60×奥30×高36
8 5 2 30 1
90cm水槽
横60×奥45×高45
24 13 6 85 2
120cm水槽
横120×奥45×高45
32 17 11 113 3

また飛び跳ねやすい魚(ドジョウ、スネークヘッド等)の場合必ずフタがセットの物、もしくは別売の蓋を買いましょう。

水を汚しやすい魚種もいますのでその際は目安より減らし目にして飼育してください。


素材

素材はガラスとアクリルこの二つが一般的です。

ガラス水槽とアクリル水槽の比較

ガラス アクリル
強度 高い 非常に高い
傷の付きにくさ 付きにくい 付きやすい
透明度 高い 非常に高い
経年劣化 透明度は維持 透明度が低下
経年劣化 透明度は維持 透明度が低下
重量 重い 軽い
変形 変形しない 変形する
価格 安い 高い

上記の特徴から、大型魚など力がある魚を飼う場合はアクリルを

水草など景観を重視する場合は透明度が落ちにくいガラスをと

状況に応じて素材を選ぶことが出来ます。

また、フレーム付の水槽なども有り、ガラスを薄くしても強度が保てるので透明度が高いのですが

フレームが目立ちすぎる為、見栄えが悪くなるのでフレームレス水槽が一般的です。


品質

品質はある意味一番重要かもしれません。

品質が悪いと割れてしまったり、水漏れを起こしたりと重大な事故につながる可能性があります。

特に安い水槽ですとガラスとガラスの接合部分のシリコンがはみ出ていたり、厚みが均一でなかったりと

見た目が悪いものもあります。

またどんな商品にもいえる事ですが、水槽の場合も価格に比例して品質が上がる傾向にあります。

ただし他の商品よりも水槽は価格対する品質の比例がより顕著に感じられます。

価格が高いほど透明度が高かったり、フレームレスだったりと目に見える形でグレードが上がります。


オススメ水槽

当店でオススメの水槽を用途別にご紹介します。

初心者におすすめ

・初心者におすすめ
水槽、フィルター等の水槽セット

「GEX グラステリアスリム 450 6点セット」
価格が手ごろでかつ金魚を飼育するために必要な機材が殆どセットになっています。
水槽の形もスリムタイプで邪魔になりません
初めての方は飼育が簡単な金魚から始めて頂き、慣れてきたら熱帯魚を飼うのもいいかもしれません。
その際はヒーターを追加で購入してください。

上記でご紹介した水槽セット、類似商品はこちらからご購入できます。


水草を育てたい方におすすめ

・水草を育てたい方におすすめ
透明度が高いフレームレス ガラス水槽

「ADA キューブガーデン」
正直、透明度が圧倒的です!!
ここまで美しく水草を見ることが出来る水槽はそうないと思います。
水槽職人が一つ一つ手作業で作っており、隅々まで丁寧に仕上がっています。

上記でご紹介した水槽は店頭販売のみとなっております。


熱帯魚・金魚を育てたい方おすすめ

・熱帯魚・金魚を育てたい方おすすめ
水槽、フィルター、ヒーター等の水槽セット

「Tetra テトラ クリスタルアクアリウム LEDライト&ヒーター付セット 520」
ライト、ヒーターと熱帯魚を飼育する際に必要な用品が全てセットになっています。
お値段もかなりリーズナブル!!
付属のフィルターはお手入れもしやすくおススメです。

上記でご紹介した水槽セット、類似商品はこちらからご購入できます。


大型魚を育てたい方おすすめ

・大型魚を育てたい方おすすめ
90cm以上の大型水槽

「NISSO NS-113 7点セット パワーマスターLED」
美しい曲面ガラスにより継ぎ目がなく迫力のある大型魚を美しく見ることができます。
こちらの水槽もフィルター・ライトがセットされているのでとってもお得!
ヒーターは付属されていないので魚によっては用意する必要があります。

上記でご紹介した水槽セット、類似商品はこちらからご購入できます。



さいごに

水槽選びはアクアリウムを始めるにあたってとても重要要素です。

水槽選びで失敗しない為にも少し知識を付けてから選びに行きましょう。

その際にこの記事が役に立てば幸いです。


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