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初心者からはじめる熱帯魚飼育 簡単にやさしく解説

見ていると癒されるアクアリウム。水族館や水草水槽など自分の世界とは別な魅力があります。 陸上の動物なら何となく飼うイメージがわかると思いますが、あの水の中の生き物たちと同居しようと考えると 何をどうしたらいいのか、遠い存在でわからないのではないでしょうか?

身近なところですと金魚やメダカとうもアクアリウムなので、その線上にはあるもとと言えば何となく、 わかりやすいでしょうか。本日は、魅力あふれるアクアリウム、熱帯魚を飼うために何が必要か、どうするのか解説していきます。

■熱帯魚を飼育するための道具

■水槽の立ち上げ方(セッティングの仕方)

■飼育中の日頃のメンテ

■初心者向きのおススメの生体と混泳相性

■アクアリウムの楽しみ方色々


■熱帯魚を飼育するための道具

熱帯魚を飼育するための道具

まず用意する物

熱帯魚を飼育するためには水槽、ろ過装置、ヒーター(水温が25度を下回る季節のみ)、専用の餌、水を作るコンディショナーが必須品です。

水が漏れなければ水槽でなくてもかまいませんが、専用に作られている水槽は透過度も高く鑑賞に向いています。また器具類もその水槽で 使用する前提のものが多いため(ほとんど)違う形状の容器ですと使用できないことも。そのため水槽で飼育することをおススメします。

次に、熱帯魚をもっときれいに見せたいなら水槽用の照明、水質の安定化と見た目をよくするために砂利やソイル(土)を使用します。

熱帯魚と同時に水草を育成する場合は、この他にCO2添加器具、肥料などが必要となります。

やりたい事によって必要な器具が変わってきますので下の表で確認してみてください(お値段の目安も載っています)。 また大きさにより飼える引数も決まってきます。表では大きさによる引数の目安も載せておきます。参考にください。

したいこと 必要な器具(生体、水草は含まず) お値段(参考)
ネオンテトラ(小型のお魚)を10匹飼いたい 30cm水槽
ろ過装置(種類問わず)ヒーター
ライト(なくても可)砂利orソイル
エサ
コンディショナー
¥12,500
上にプラスして水草で飾りたい(管理が楽な水草で) 30cm水槽
ろ過装置(種類問わず)ヒーター
ライト(必須)砂利orソイル(<ソイル)
エサ
コンディショナー
CO2タブレット
¥16,200
雑誌のような水草水槽にしたい 30cm水槽
ろ過装置(水中or小型外部)ヒーター
ライト(必須)砂利orソイル(<ソイル)
エサ
コンディショナー
CO2添加器具
¥29,300
小型のフグ、エビ、ベタを1~少数匹飼いたい 小型(20cm角など)水槽
ろ過装置(種類問わず)ヒーター
ライト(なくても可)砂利orソイル
エサ
コンディショナー
¥8,800

水槽サイズ別の匹数の目安

水槽サイズ 金魚(中) メダカ ネオンテトラ グッピー・プラティ 大型魚
30cm水槽 3 10 10 10 0(赤ちゃんの時だけ可)
45cm水槽 5 20 20 20 0(赤ちゃんの時だけ可)
60cm水槽 8 30 30 30 1(幼体の時だけ)
90cm水槽 15 60 60 60 1(成体になったら不可)

小型のフグ、エビ、ベタを1~少数匹飼いたい場合だと、こんな商品もあります


小さくかわいいボトルアクアリウムです。メダカ、ベタ、小型のフグなど卓上でおしゃれに飼える。 ⇒ボトルアクアリウムの紹介ページへ

■水槽の立ち上げ方(セッティングの仕方)

水槽の立ち上げ方

ステップ1

水槽を立ち上げるとは、水の生き物の住環境を準備することです。 ここで重要な項目として「水質」と「温度」があります。 水質に関しては「ろ過装置」と「水換え」で管理しますが、 水槽の話になると絶対に出てくる「ろ過装置」というもの、だいたいこれを使用することが大前提となっていますが、 なぜ必要と言われるのか、アクアリウムが初めてでこの話を聞いたことがない方は、下記をタップしてください。 ろ過の基礎の話が載っています。

→「ろ過と、バクテリアの基礎知識」

ろ過装置をつけ、水槽内に健全な生態系をつくることがステップ1です。ステップ1というかほぼそれが全てです。 生き物がいれば「アンモニア」等が発生し、それが蓄積していくと生き物とって有害な環境になっていきます。 そのアンモニアを「亜硝酸塩」に分解するのがろ過装置についたバクテリアの仕事、またその有害物である亜硝酸塩を 多少有害性が低い「硝酸」に分解するのも違う種類のバクテリアの仕事となります。最後は「水換え」で硝酸を排出します。

これが一連の流れとなります。ただこのサイクルは水槽にろ過装置を設置しただけではできあがりません。 アンモニアが発生してから1カ月近くの期間が必要なんです。

理由は、バクテリアが繁殖し一定以上の機能を発揮するまでに時間がかかるかです。それを元に立ち上げ時のスケジュールを見ていきましょう。

1日目

まずは水槽を平らで強固な台の上(水槽用のキャビネットを推奨)にマットを敷き水槽を置きます。 水や砂利を入れると思った以上の重量となるため、カラーボックスなどの上やメッシュラック等の上は危険です。 倒壊や台の歪みで水槽が割れる等の結果につながる恐れがあります。

水槽を洗い外面の水けを拭きとって設置します。砂利をバケツで数回洗い、濁りをとります。 その後水槽へ入れます。水草を植えることを考えているかたは5cm以上、 生き物を飼うだけの予定のかたは2㎝あれば十分です。

ろ過装置をセットします。種類によってセット方法が異なりますので説明書をよく読み設置してください。 ろ過装置内に水を先に入れてはいけない、逆に少し入れてから稼働などがあり、違う稼働のさせ方をすると故障の原因にもなりますので 注意してください。水を入れてから稼働させますので、設置しましたら稼働させず先に水を水槽内に入れていきます。 その際にはカルキ抜きをおこなって下さい(コンディショナーを使うと手っ取り早いです)。フィルターを稼働させバクテリアを 発生させる際に塩素が残っていると立ち上がりが遅くなるためです。

水を入れたら、ろ過装置を稼働させます。空気がかんでいたりうまく作動していない状況だと異音がします。またフィルターは水中で稼働することを 前提に設計されていますので、空気中で稼働させるとこちらも異音がしますが、だいたいは故障ではなく空気中で稼働させるのはダメといった話です。 この後は2パターンに分かれます。1:1週間待ってからパイロットフィッシュを入れる/2:バクテリア剤を使い、すぐにパイロットフィッシュを入れる。です。 先に述べたようにバクテリアの繁殖、安定は一定の時間が必要となるため、いきなり飼いたい魚を最大限に入れることはせず、 手順を踏んでいきましょう。容量最大限にいきなり生き物をいれると種類にもよりますが、うまくいかない(他界してしまう)可能性が非常に高いです。 1と2の違いはバクテリア剤を入れることにより1に比べ2の方が早めに生き物が住める環境(バクテリアの繁殖、安定)化が しやすくなります。単純に少し早く生き物を入れるようになるといった訳です。

生き物をいれるのを待つ間に、水槽内を飾りましょう。雑誌に載っているような水草レイアウト水槽はなかなか初回ではなかなか 敷居が高いので(やれるって言えば、やれますけどもね)、丈夫で簡単に雰囲気が出る水草や飾りを採用するといいと思います。 その観点から一番おススメなのがアヌビアスという種類の水草がついた流木です。これにウィローモスがついていれば入れるだけで 雰囲気が出ます。なにより頑丈な水草です。どこのショップにもだいたい売っていますので寄った際にでも見てみてください。

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