アクアリウムの説明

この記事の執筆者

write by IFC 市ヶ谷フィシュセンター 新宿駅9分 渋谷駅14分   創業62年の安心・信頼の実績
〒162-0843  東京都新宿区市谷田町1-1    ロゴをクリックで公式ページへとびます。



目次

アクアリウムって何?

アクアリウムの種類

アクアリウムの楽しさ

アクアリウムの難点

アクアリウムにかかる費用


■アクアリウムって何?

アクアリウムって何?

アクアリウムって何?

アクアが示すように水の生態系を疑似的に作ったものを指します。

水の生態系の中で「海水」「淡水」が大まかに分かれたジャンルとなりますが、海水ならばサンゴを育てる、 海の生き物を育てるといった楽しみ方。淡水ならば水草を育てる、淡水の生き物を育てるといった楽しみ方があります。 ビオトープも陸地は含まれませんが水の部分に関してはアクアリウムと呼んでいいでしょう。 海水と淡水の間の汽水(塩分が含まれた水域)という区分もあります。

■アクアリウムに属する主な種類

海水

海水のアクアリウム

淡水の魚に比べとてもカラフルであり、サンゴも含め別世界感はすごく演出できます。しかしながら、 広大な領域を持つ海ですので種類はすごく多いのですが飼育できる種類(取得が可能かどうかも含め)が限られてくるため、 水族館ほど色々な種類を優雅にといったわけにも実際はいかないのが現実です。また費用も淡水と比べると高価となります。 映画に出てくるカクレクマノミが有名です。サンゴを育てる、海の生き物を飼育することが目的です。 最近では海釣りをして生かして持って帰り飼うといった方もいます。お寿司屋さんやフグ屋さんの生簀もある意味アクアリウムです。

淡水

淡水のアクアリウム

淡水、一般的に川の生き物を飼育することを指します。代表的なのは「金魚」「メダカ」などがなじみ深いのではないでしょうか。 その他にも南米や東南アジアの熱帯性の魚を飼育することが主流です。海に比べ環境構成が容易にできることから ブリードも盛んなため、お店などで購入することができる種類も豊富です。その他に水草や石、流木を使った レイアウトを楽しむこともメジャーとなっています。海水魚と比べると自然派(悪く言うと地味)なイメージです。


■アクアリウムの楽しさ

生き物を育てる

生き物や水草を育てる

生き物を育てるといっても様々で、コレクション的な楽しみ方。何年もかけ特定の個体が大きくなり特徴が花開くことを楽しみとすること。 また子供ができ、それを増やしていく楽しみ 、水草を育てたり流木や石を組み合わせてレイアウトする楽しみ、楽しみ方は人それぞれ多彩です。

、リビングで大きな生き物が泳ぐ異世界感を楽しむ等もあり、魅力的な世界です。

飼育できる生き物の一例
【淡水】
・金魚
・メダカ
・ザリガニ
・ネオンテトラ
・アロワナ
・フグ
・シュリンプ
・ベタ

【海水】
・ハタタテハゼ
・スズメダイ
・ナンヨウハギ
・チョウチョウウオ
・シュリンプ
・カクレクマノミ
・ヤドカリ
・ヤッコ


■アクアリウムの難点

アクアリウムの難点

・基本的に週に1度は水を交換する必要性がある(犬猫、小動物等の世話に比べれば楽ではありますが)
・長期不在(1週間以上)ができない(1週間以下なら大丈夫) ・大きな地震の際に水があふれる可能性がある


■アクアリウムにかかる費用

アクアリウムにかかる費用

○水槽の大きさに寄って費用が大きく変わるため、60cm水槽で算出しています。 大きさ次第で相対的に上下すると考えてOKです。また海水をやる場合は表示の倍弱はみておいてください。


種類 機能 価格
水槽 単純に水を貯めておけるならば何でもOKですが、鑑賞の問題や他の機材との互換性の問題があるため、 アクアリウム用の水槽を使用することが良いでしょう。見た目により価格に差(基本的に高い方がきれいに見える) 詳しくはこちら→水槽の説明 3,000~8,000円
水槽台 水やソイル、砂利を入れると思っている以上に重く(60~80㎏)なりますので、簡単なカラーボックスや、 スチールラックでは保てません。そのため専用の水槽台(キャビネット)か耐えられる平らな家具の上に置く必要性があります。
複数の上に跨って置くのはNG。テコの原理で水槽が割れます。
4,000~10,000円
水槽用マット 水槽の割れずらくするために水槽台の上にマットを敷いてから水槽を乗せると安心感が増します。 800~1,500円
砂利、ソイル 水草を植えるならば必須ですが、生き物だけの場合は使わなくてもOK。ただ使った方が最終的に水質が安定しやすくなります。 見た目的には敷いた方が良いでしょう。 3,000~5,000円
ろ過器 飼育する生き物によって推奨される種類が違います。詳しくはこちら→フィルターの説明 2,000~12,000円
ヒーター 生き物によっては日本の冬は寒すぎますので水中ヒーターで温度管理します。金魚、メダカ、川魚等、なくてもOKな種類もいます。詳しくはこちら→ヒーターの説明 3,000~5,000円
クーラー 夏は逆に暑すぎるため、部屋の温度次第では冷却ファンやクーラーをつける必要性があります。 クーラーは専用のものとなるため値段がはります。状況によっては部屋のエアコンを常時稼働させた方が安くあがる場合も あります。 3,000~30,000円
照明器具 生体をきれいに見せたり、水草の育成には必須となります。詳しくはこちら→照明の説明 5,000~12,000円
コンディショナー 生き物に害のない水に調整するためのもの。基本は水交換の時に使用する。有害物を中和できるものから、一般的に カルキ抜きと呼ばれる塩素を中和するだけのものなど種類は豊富です。 500~2,000円
飼育する生き物次第で種類が違い、必要とされる量も幅があります。メダカ数匹なら1カ月数十円で済みますが、 大きな肉食魚などは数千円以上かかります。 300~2,000円
掃除、メンテナンス道具 バケツや水換えポンプ、コケ落としスポンジなどあると非常に便利です。 2,000円~4,000円

必要器具、用品に関しては大まかに以上となります。

トータルで平均すると31,050円となります。
その他にレイアウト水槽をやるなら石、流木、水草代(20,000円前後) サンゴ水槽ならサンゴ代(なかなか高価)、生体代(数百円~何万円もする生体も)となります。
また自動管理の器具を導入したり、水草用のCO2添加器具等を使うならばプラス30,000円位となります。
こう書くと高価なものに聞こえますが、30cmの水槽で金魚をちょっと買うだけならば数千円で十分です。 何をどこまでやるかによってかかる費用の差が非常に大きいのもアクアリウムの特徴です。

初期以外に月々かかかる費用
アクアリウムを維持するために電気器具は切り離せないものですので、上にあげた用品を稼働させたらいくらかかるかと言いますと、
【春、秋】で800円ぐらい
【夏】で1,200円ぐらい
【冬】で1,500円ぐらいです。
アクアにはまってアクアリストと呼ばれる方々(水槽を10も20も稼働させている方々)になると維持費が月に何万円にもなりますが、 少し楽しむ程度であればこのぐらいで楽しめますので一安心だと思います。

終わりに
何よりも一番の魅力は、自分の日常的な風景に異世界感の刺激や、浮遊感、また水があることの安心感、ゆらめく景色からくる癒しなど 特別な体験をさせてくれることだと思います。是非、皆さんも自分に向いた楽しみを見つけてみては如何でしょうか。


アクアリウム アクアリウム

write by IFC 市ヶ谷フィシュセンター 新宿駅9分 渋谷駅14分   創業62年の安心・信頼の実績
〒162-0843  東京都新宿区市谷田町1-1    ロゴをクリックで公式ページへとびます。